兵食協ニュース
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- 有毒植物の誤食にご注意を!!
令和8年度がスタートして1か月がたちましたが、すでに全国で5件の有毒植物の食中毒が発生しており、死者も出ています。
厚生労働省によると、平成28年~令和7年の10年間に国内では有毒植物による食中毒は218件発生。1年で平均21.8件の発生はノロウイルスやカンピロバクターなどのウイルスや細菌によるものと比べると少ないと感じるかもしれません。しかし有毒植物による食中毒の死者は10年で17人にのぼり、食中毒による死者の34.7%は有毒植物が原因です。
有毒植物による食中毒は、〇〇と思って食べたけど違った、という誤食で発生します。
よく食用植物と間違えられる有毒植物を10年間の発生件数が多い順に挙げてみました。
(1)スイセン(74件)
3~5月頃に葉をニラやノビルと間違える。
球根をタマネギと間違えることも。
(2)バイケイソウ(22件)
4~5月頃の山菜採りで、新芽をキボウシ類やギョウジャニンニクと間違える。
(3)イヌサフラン(22件)
4~6月頃に若葉をギョウジャニンニクと間違える。
球根をジャガイモやタマネギに間違えた事例もある。
(4)クワズイモ(18件)
根をサトイモと間違える。
(5)トリカブト(11件)
春に食用のニリンソウやモミジガサなどと間違える。
(6)グロリオサ(6件)
根をヤマイモと間違える。
(7)チョウセンアサガオ(6件)
根をゴボウと間違える。
他につぼみをオクラ、葉をモロヘイヤ、種をゴマと間違えた事例もある。
挙げた7つの植物以外にも食用植物と似た有毒植物はたくさんあります。
食用と確実に判断できない植物は絶対に「採らない」「食べない」「売らない」「人にあげない」でお願いします!
また、鑑賞用の植物にも有毒なものがありますので、「野菜などの食用植物と一緒に栽培しない」「食用として植えた覚えのない植物は食べない」ようご協力ください。
有毒植物による食中毒は、重症だと死亡することもあります。万が一食べて具合が悪くなった時は、すぐに医師の診察を受けましょう。
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