兵食協ニュース

  • ●貝毒について●

貝毒とは、毒素を持った植物プランクトンを二枚貝(ホタテガイやアサリなど)が餌として食べることによって、貝の体内に毒を蓄積させる現象です。これらの貝類を人が食べることにより中毒症状を引き起こすことがあるため、食品衛生法に基づき、貝毒に関する安全基準(規制値)が設定されています。海水中から原因となるプランクトンがいなくなれば、毒は貝から排泄されます。

本県では、二枚貝の食品としての安全性確保のため、海水中のプランクトン調査や貝毒の検査を定期的に実施して監視を行っており、検査結果については「兵庫県水産技術センター」のホームページで公表しています。規制値を超えた場合は、出荷自主規制とともにその海域での二枚貝の採取をしないよう報道機関や立て看板などで情報提供をしています。春は潮干狩りの季節ですが、これらの情報に注意して楽しんでいただきたいと思います。

種類 原因プランクトン 発生時期 発生水温の目安
麻痺性貝毒 アレキサンドリウム・タマレンセ 2~5月 12~15℃
麻痺性貝毒 アレキサンドリウム・カテネラ 4~8月 20~23℃
下痢性貝毒 ディノフィシス・フォルティ 2~8月 15~20℃

                                                                  ○毒素が蓄積した貝類をヒトが食べると、中毒症状を引き起こすことがあり、その症状により麻痺性貝毒、下痢性貝毒などに分けられる。

○主な症状

麻痺性貝毒:食後30分程度で発症、唇、舌、顔面、四肢末端のしびれ感、めまいなどフグ毒中毒に似た症状、重症の場合は呼吸麻痺により死亡することもある。

下痢性貝毒:食後30分から4時間以内に発症、下痢、吐き気、嘔吐、腹痛など、回復は早く通常は3日以内に回復する

○毒素は熱に強く、加熱調理しても毒性は弱くならない。

〈参考情報〉

兵庫県立農林水産技術総合センター 水産技術センターhttp://www.hyogo-suigi.jp/kd/kd_top.htm

農林水産省 自然由来の毒素https://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/gyokai/busitu/sizendoku/index.html

厚生労働省 自然毒のリスクプロファイルhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/poison/index.html

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