秋めいた気候となり、様々な場所でキノコが生えていることがあります。例年、この季節になると、毒キノコを誤食して食中毒になる事例が報告されています。
厚生労働省の統計では、平成 26 年~令和 5 年の過去10年間で、毒キノコによる食中毒は241件起こっており、患者数は633人に上ります。3名の死者も発生しています。
毒キノコによる食中毒は、下痢や嘔吐といった典型的な胃腸炎症状の他、しびれ・幻覚などの神経症状、筋肉が融解して呼吸困難を起こすものもあります。
キノコによる食中毒のほぼ9割が、毎年、秋(9月から11月)に集中して起きており、発生場所はほとんどが家庭であることが特徴です。
飲食店等で食事して食中毒になるのではなく、自身で採取した毒キノコを食用キノコと間違って食べてしまうことが主な原因です。
日本国内には、4,000から5,000種類のキノコが存在すると言われていますが、大半のキノコは、毒性の有無自体も分かっていません。 食べることができるキノコは100種類程度と言われ、非常に少ないです。
また近年、農産物直売所等にて有毒な野生キノコが誤って食用として販売され、これを購入して食べた消費者が食中毒になるという事例も発生しています。農産物販売施設や飲食店の関係者の方は販売・使用するキノコが毒キノコではないか、しっかり確認してください。
一般の方が外見で毒キノコを見分けることは困難です。安易に採って食べたり、人にあげたりしないでください。万が一、野生のキノコを食べて体調に異常を感じたら、直ちに病院を受診してください。
毒キノコによる食中毒に注意しましょう|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/kinoko/index.html
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