兵食協ニュース

  • 貝毒について

貝毒とは、主に二枚貝(アサリ、アカガイ、カキ、ホタテなど)が持つ自然毒のことで、海水中の有毒プランクトンを捕食した貝が毒を蓄え、毒化した貝を食べることで食中毒の原因となることがあります。

貝毒は、世界ではさまざまな種類があり、なかには変わったもので記憶喪失を引き起こす貝毒なども知られていますが、日本でよく発生が見られるものは、麻痺性貝毒と下痢性貝毒の2種類です。

手足のしびれや頭痛などの症状を起こす麻痺性貝毒と、嘔吐や下痢の症状を起こす下痢性貝毒で、これら貝毒は熱に強いため、加熱しても毒性は弱くなりません!

特に麻痺性貝毒は、近年、北海道から九州まで全国でみられ、アサリ、ホタテ、ムラサキイガイなどで毎年発生しています。

兵庫県では、貝毒及びプランクトンの定期監視(アサリ:2月~6月、養殖カキ:10月~5月、等)を行っており、「兵庫県農林水産技術総合センター水産技術センター」のホームページ(以下参照)で貝毒情報を発信しています。

令和5年4月12日の貝毒検査の結果、相生市海域で採取したアサリから基準値を超える麻痺性貝毒が検出されました。

関係漁業協同組合には出荷自主規制を要請し、検体採取以降に出荷されたアサリは、関係漁業協同組合で回収等され、スーパー等には流通していませんが、潮干狩りや海水浴などで自家用に採った貝などは、出荷規制の対象外なので、注意が必要です。

(※令和5年5月2日、相生市海域での貝毒検査で陰性が確認されたため、出荷自主規制は解除)

潮干狩りのシーズンとなりましたが、貝毒の発生状況が確認できない海域で天然の二枚貝や種類がよくわからない貝は、食中毒予防のため採取して食べることは控え、事前に行き先の海域の貝毒情報を確認するなど、安全な潮干狩りを楽しみましょう。

○近隣府県の貝毒に関するホームページ

兵庫県農林水産技術総合センター > 水産技術センター > 貝毒情報

https://www.hyogo-suigi.jp/kd/

大阪府 > 農林・水産業 > 水産業 > 漁獲の対象となる二枚貝の貝毒検査結果

https://www.pref.osaka.lg.jp/suisan/kai/index.html

和歌山県 >農林水産部 水産局 資源管理課 >令和5年貝毒検

https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/071500/kaidoku/d00212279.html

岡山県 > 農林水産総合センター > 水産研究所 > 赤潮・貝毒発生状況

https://www.pref.okayama.jp/page/772983.html

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